今回は「 HARIO V60 ドリッパー NEO 」の特徴やオススメの使い方をご紹介します。
抽出検証したひと:藤原和香奈
主に輸出入に関わる業務を担当。
元バリスタで、2025年のJBrC予選出場の実績もあり、コーヒーの抽出が大好き。大好きを飛び越えて、抽出検証を始めるともう止まらない。
大会での経験からも、ベストな1杯を作り上げるためには、焙煎や、生豆、さらには流通の過程や生産者の背景までを理解することが大切だと思い、海ノ向こうコーヒーに入社した。

「 HARIO ドリッパーNEO 」の特徴
クリーンな味わいを実現する湯抜けの速さ

HARIO V60 ドリッパー NEOの最大の強みは、圧倒的な湯抜けの速さにあります。
それを支えるのが、内部に施された72本もの精緻なリブです。
ドリッパーとフィルターの間に空気を通す空間が生まれ、また、等間隔にリブがたくさんあることで注いだお湯が均等に分散し、スムーズな抽出が可能となります。
お湯が素早く抜けるため雑味が抑えられ、クリーンな味わいを引き出すことができます。
デザイン性の高さ

このドリッパーの特徴である72本のリブは、機能面だけでなく、視覚的な美しさも兼ね備えています。
その洗練されたスタイリッシュな佇まいは、世界的に権威のあるデザイン賞「iF DESIGN AWARD 2026」と「Red Dot Design Award 2026」をダブル受賞するなど、国際的にも高く評価されました。
ドリッパーの選び方は様々ですが、使うたびに気分を上げてくれるような自分好みの見た目やデザインで選ぶのもとても素敵ですね!
抽出の幅をひろげるスイッチ互換性

HARIO V60 ドリッパー NEOは本体と土台が分離可能な構造になっており、HARIO スイッチドリッパーのスイッチ部分を装着することが可能です。
スイッチ部分を取り付けると、透過式だけでなく浸漬式の抽出も可能になり、抽出の幅が大きく広がります。
HARIO V60 ドリッパー NEOこんな時に使いたい!
落ちるスピードが速いので、雑味のないクリーンなコーヒーを抽出したいときにうってつけのドリッパーです。
抽出時間が伸びがちな複数杯分の抽出も短時間で完了するため、「一気に抽出したいけれど雑味が出るのが悩み」という方に特にオススメです。
もちろん一杯分であっても、粉の層がしっかりとできる円錐型のため、未抽出になることなくクリーンなコーヒーを抽出することができます。
また、注湯コントロールによる味わいのブレが起こりづらいため、初心者の方にもオススメのドリッパーです。
72本ものリブが等間隔にあることで、多少均等にお湯を注ぐことができなくても、ドリッパー内でお湯が均一に分散してくれます。
オススメ抽出レシピ
落ちきりが速く、クリーンなコーヒーの抽出に向いているNEOドリッパー。
今回は1杯分のオススメレシピに加え、その良さを特に発揮することのできる複数杯分(今回は2杯分)のレシピをご紹介します!
【 1杯分 】
豆:浅煎り インドネシア
ペーパーフィルター:V60 ペーパーフィルター
粉量:15g 湯量:240ml (粉と湯量の比率は1:16)
挽き目:中挽き
湯温:92℃ 投数:5投
1投目:30ml ( 30秒蒸らし )
2投目:90ml ( +60ml )
3投目:150ml ( +60ml )
4投目:200ml ( +50ml )
5投目:240ml ( +40ml )
落ち切り時間の目安:2’10
1投目の蒸らしをのぞき、ドリッパー内の湯量が半分くらいなるのを目安に次のお湯を注ぎます。
最後までサークルプア(全体にまわしかけるイメージ)でお湯を注いでください。
【 2杯分 】
豆:中煎り インドネシア
ペーパーフィルター:V60 ペーパーフィルター
粉量:30g 湯量:450ml (粉と湯量の比率は1:16)
挽き目:中挽き
湯温:90℃ 投数:5投
1投目:60ml ( 30秒蒸らし )
2投目:160ml ( +100ml )
3投目:260ml ( +100ml )
4投目:360ml ( +100ml )
5投目:450ml ( +90ml )
落ち切り時間の目安:2’15
1投目の蒸らしをのぞき、ドリッパー内の湯量が半分くらいになるのを目安に次のお湯を注ぎます。
最後までサークルプア(全体にまわしかけるイメージ)でお湯を注いでください。
【おいしく淹れるポイント】
抽出スピードが速い分、お湯を注ぐ回数を多めにし、最後までサークルプアで攪拌させることで成分を適切に引き出すことができます。
ぜひこの2点を意識して抽出してみてください!
