HARIO V60コーヒーペーパーフィルター・メテオ の特徴とおすすめレシピをご紹介!

今回は「HARIO V60コーヒーペーパーフィルター・メテオ 」の特徴やオススメの使い方をご紹介します。

抽出検証したひと:藤原和香奈
主に輸出入に関わる業務を担当。
元バリスタで、2025年のJBrC予選出場の実績もあり、コーヒーの抽出が大好き。大好きを飛び越えて、抽出検証を始めるともう止まらない。
大会での経験からも、ベストな1杯を作り上げるためには、焙煎や、生豆、さらには流通の過程や生産者の背景までを理解することが大切だと思い、海ノ向こうコーヒーに入社した。

「 HARIO V60コーヒーペーパーフィルター・メテオ 」の特徴

HARIO V60コーヒーペーパーフィルター・メテオの最大の特徴は、何といってもその透過速度の速さです。
原材料に、紙、アバカ、ポリ乳酸(PLA) を使用しています。 アバカはバナナの一種である植物で、強くてしなやかな天然繊維は通液性にも優れています

実際に流速を比較してみました!

どれくらいの透過速度なのか、味わいはどうなるのか、同じHARIO社のV60ペーパーフィルターと比較してみました!
今回は、同じく流速系のドリッパー「HARIO V60 ドリッパーNEO」で検証しました。

豆は15グラム、湯量は240mlで、浅煎りの豆を使用し、ペーパーフィルター以外の条件を揃えています。

【 V60コーヒーペーパーフィルター・メテオ 】
落ち切り時間:1分46秒
味わい:
苦味の印象や雑味が抑えられ、クリアな味わいです。明るい酸がよく出ていて、すっきりとしています。
落ち切り時間が2分を切っておりかなりのスピードですが、酸が支配的になるのではなく、甘さの印象もしっかりと感じられました。

【 V60ペーパーフィルター 】
落ち切り時間:2分16秒
味わい:
メテオフィルターと比較するとボディ感が強くなり、しっかりとした口当たりです。
気になるほどの雑味はありませんが、苦味の印象は強くなり、酸の印象は穏やかになります。

比較・検証のまとめ

透過速度にかなりの違いがあり、メテオフィルターの方が30秒も速く落ち切る結果となりました!
この違いは味わいにも大きく影響しており、メテオフィルターでは抽出前半に出やすい酸味や甘みの印象が強く、クリアな印象に。
V60フィルターでは抽出後半に出る苦味の印象が出てきて、酸は穏やかな印象になりました。

HARIO V60コーヒーペーパーフィルター・メテオ こんな時に使いたい!

透過速度がとにかく速いため、雑味を出したくない時、透明感のあるカップに仕上げたいときにオススメです。
また、抽出後半に出やすい苦味の印象が抑えられるので、抽出前半にでる成分がマスクされることなく、明るい酸の印象を出しやすいです。
浸漬式ドリッパーで、落ち切り時間を早めたいときや、複数杯抽出時の雑味が気になるときにもオススメです!

オススメ抽出レシピ

流速の速さが特長のメテオフィルターを最大限に活かすため、ドリッパーには透過速度の速いHARIO V60 ドリッパー NEOを使用しました。
雑味のないクリーンカップながら、未抽出にならないようなレシピを目指しました。
ぜひ明るい酸を際立たせたいような豆で淹れてみてください!

【1杯分 】
豆:浅煎り インドネシア
ドリッパー:HARIO V60 ドリッパー NEO
粉量:15g 湯量:240ml (粉と湯量の比率は1:16)
挽き目:中挽き
湯温:94℃ 投数:6投

1投目:30ml ( 30秒蒸らし )
2投目:90ml ( +60ml )
3投目:130ml ( +40ml )
4投目:170ml ( +40ml )
5投目:210ml ( +40ml )
6投目:240ml ( +30ml )
落ち切り時間の目安:2’20

1投目の蒸らしをのぞき、ドリッパー内の湯量が半分くらいなるのを目安に次のお湯を注ぎます。
最後までサークルプア(全体にまわしかけるイメージ)でお湯を注いでください。