CAFEC フラワードリッパー の特徴とおすすめレシピをご紹介!

今回は「 CAFEC フラワードリッパー 」の特徴やオススメの使い方をご紹介します。

抽出検証したひと:大田快斗
小分け出荷チームの要。2024年のジャパン カップテイスターズ チャンピオンシップで日本3位という実績をもつカッパーでもある。
焙煎士として焙煎を探求し、バリスタとして抽出を検証し…。コーヒーを味わうことを究め続けている。誰かと共にカッピングをしているときにあふれる味の表現のレパートリーと目の輝きは誰にも負けない(当社比)。

CAFEC フラワードリッパー 」の特徴

フラワードリッパー最大の特徴「花びらリブ」

フラワードリッパー最大の特徴は、その花びらのような深い凹状のリブ

セットしたペーパーフィルターがドリッパーに貼り付かないため、空気の通り道ができ、お湯を注いだ瞬間にコーヒーのガスが外へ抜けていきます。

ガスが抜けることで、コーヒーの粉がお湯に浸ったときはふっくらと大きく膨らみやすく、コーヒーの成分を最大限引き出しやすくなります。

うまみを引き出す円錐形

円錐形の1つ穴ドリッパーであるフラワードリッパーの傾斜は60度。

外から中心部にいくほどコーヒーの粉が厚く堆積されるため、お湯を注ぐときは最も深い粉の層の状態で、お湯が通過します。

また、リブの隙間は、粉を通らずに横へ逃げてしまう水を最小限に抑える役割を持っているため、短時間の抽出であっても豆の成分を効率よく、かつ最大限に引き出すことを可能にしています。

雑味を入れない「流速コントロール」

酸味や甘味などの美味しい成分は抽出の最初の段階で出やすく、エグみや渋みなどの雑味は抽出の後半から出てきやすい傾向にあります。

フラワードリッパーの場合、底穴の縁まで途切れることなくリブが続いているため、表面張力などでお湯が滞ることがなく、ネガティブな要素が出る前に抽出を終えることができます。

抽出されたコーヒーは口当たりが軽やかで、クリーンな一杯に仕上がります。

CAFEC フラワードリッパーこんな時に使いたい!

ネガティブな要素が抽出されづらい流速の速さと、短時間の抽出であっても豆の成分を効率よく引き出すリブの構造により、初心者の方でもバランスのとれた美味しいコーヒーを淹れることができます。
この2つの特徴により、浅煎りから深煎りまで幅広い焙煎度合いの豆の美味しさを引き出すことができるのもポイントです。
そのため、様々な種類のコーヒーを淹れてみたいという方や、豆のラインナップが豊富なお店で使用するのにおすすめのドリッパーです。
浅煎りではクリアで、華やかなフルーティーさと甘さがしっかりと抽出され、深煎りではビターな印象がほとんどなく、後味はすっきりとしつつも濃厚なコクがあり、風味が何層にも重なるような味わいに仕上がります。

オススメ抽出レシピ

フラワードリッパーの特徴である「花びらリブによる成分の引き出しやすさ」と「流速の速さ」を活かすことができるおすすめレシピのご紹介です!今回はケニアのコーヒー豆で、検証しました。

【 共通レシピ 】
ペーパーフィルター:アバカ 円すい コーヒーフィルター
粉量:13g 
挽き目:中粗挽き
投数:5投

〈浅・中煎り〉
湯量:200ml (粉と湯量の比率は1:15)
湯温:90~92℃ 

1投目:30mlまで注ぐ(蒸らし)       
   (0’00-0’30)
2投目:80mlまで注ぐ (+50ml)
    (0’30-0’50)
3投目:120mlまで注ぐ (+40ml)  
    (0’50-1’10)
4投目:160mlまで注ぐ (+40ml)
    (1’10-1’25)
5投目:200mlまで注ぐ (+40ml)
 
落ち切り時間の目安:2’00

〈深煎り〉
湯量:210ml (粉と湯量の比率は1:16)
湯温:88℃ 
蒸らし時間:0’00-0’25

1投目:30mlまで注ぐ       
   (0’00-0’25)
2投目:90mlまで注ぐ (+60ml)
    (0’30-0’50)
3投目:130mlまで注ぐ (+40ml)  
    (0’50-1’05)
4投目:170mlまで注ぐ (+40ml)
    (1’05-1’20)
5投目:210mlまで注ぐ (+40ml)
 
落ち切り時間の目安:1’50-2’00

【おいしく淹れるポイント】

浅・中煎りの豆と深煎りの豆それぞれの抽出で、フラワードリッパーの速い流速と成分の引き出しやすさを活かすことができるレシピを考えてみました!
5投にすることで、酸味や甘味、繊維質(ボディにかかわる要素)などの成分の抽出を促し、風味の強度は高く味わいのバランスもよく飲みやすい一杯に仕上がります。