今回は「 ORIGAMIドリッパー 」の特徴やオススメの使い方をご紹介します。
抽出検証した人:ミヤサコ 主に出荷業務を担当。 コーヒー農園で働いたことがあるという貴重な経験の持ち主。農業全般に関心があり、コーヒーのことだけでなく、みかんの実つきをよくする選定方法なんかにも詳しく、マニアックな引き出しが多い。 最近は焙煎や抽出、カッピングを勉強中で、休憩時間や業務後も気づいたらカッピングルームでなにかしら検証をしている。

「 ORIGAMIドリッパー 」の特徴
多彩な抽出コントロール

ORIGAMIドリッパーを手にしたとき、まず目につくのは、均等に配置された20本のリブ(溝)でしょう。まさに「折り紙」を彷彿させる特徴的なリブが、ドリッパーとフィルターの間に空気の通り道を確保し、抽出時にスムーズなお湯抜けを体感できます。
様々な抽出レシピに対応できるため、多様なアプローチを用いて味わいのコントロールをしたい方にオススメです。
円錐型とウェーブ型、いずれのフィルターにも対応

もう一つ、ORIGAMIドリッパーを語る上で欠かせないのが、形状の異なる2種類のフィルターが使用できる点。抽出スタイルや目指したい味わいによって、選択が可能です。
円錐型では、コーヒー粉の層がより厚く堆積されるため、複雑でコクのある味わいを目指す際に適しています。
一方、ウェーブ型を使用した場合は、お湯の通過時間が短くなる傾向にあり、平らな底面の形状も相まって、より均一で安定感のある抽出につながります。
豊富なカラーバリエーション、さらに素材も選べる

コーヒーを淹れるとき、味だけでなく、道具のデザインや素材にもこだわりたい。
ORIGAMIドリッパーは、そんな思いにも応えてくれます。ビビッドカラーからマットな色味まで、幅広いカラーバリエーションに加え、素材も陶磁器製と樹脂製の2種類を展開しており、質感も含めてシーンに似合うものを選んでいただけます。
陶磁器製、あるいは樹脂製、そして、カラーリング。様々なデザイン選択を楽しめるのが、ORIGAMIドリッパーの大きな魅力の一つです。
ORIGAMIドリッパーこんな時に使いたい!
ORIGAMIドリッパーでは、その構造により、多彩な抽出コントロールが可能となっています。様々な産地の、様々な焙煎度の豆を用いて、自身の手で自在に調整しながら味づくりを行いたい方に最適です。
抽出レシピにこだわりながら、道具選びで気分を晴れやかにしたい、そんなとき、ORIGAMIドリッパーは、どちらの思いにも存分に応えてくれます。
オススメ抽出レシピ
今回、陶磁器製と樹脂製、どちらの素材を用いる場合にも応用が利くような、基準となるレシピ作成を行いました。
素材の違いによってドリッパーの保温性に差が生まれ、抽出される液体の味わいにも影響があらわれます。
カラー選びと合わせて、素材による風味の違いも楽しみながら、ぜひ自由にアレンジしてみてください。
【1杯分】
ペーパーフィルター:V60 ペーパーフィルター
粉量:14g 湯量:224ml (粉と湯量の比率は1:16)
挽き目:中挽き
湯温:90℃
使用した豆:ケニア シンバ ウォッシュ AB TOP 浅煎り
0’00-0’30:30mlまで注ぐ(蒸らし)
0’30-1’00:110mlまで注ぐ (+80ml)
1’00-1’40:170mlまで注ぐ (+60ml)
1’40-2’00:224mlまで注ぐ (+54ml)
落ち切り時間の目安:2’50
1投目の蒸らしをのぞき、お湯がドリッパーの半分位になったら次のお湯を注ぎ始めるのが目安です。
味わい調整のポイント
陶磁器製・樹脂製、いずれの素材を使う場合にも、まずはしっかりと湯通しをしてドリッパーを温めておきましょう。
最初に十分な予熱をしておくことで、味わいのブレが出にくくなります。
雑味が感じられる場合は、3投目、4投目のお湯の注ぎ方をより穏やかにしてみてください。
ドリッパー壁面の粉の層をお湯で落としたあとは、できるだけ撹拌することなく、目標湯量まで粉面の中心にゆっくりと注湯していきます。
もしも風味に物足りなさを感じたら、しっかりと攪拌しながらお湯を注いでいきましょう。注湯の勢いによって、味や香りの広がり、濃度をコントロールすることができます。
外気の影響を受けにくく、抽出に安定性が生まれやすい樹脂製。
一方で、温まりやすく冷めやすいために抽出コントロールの幅がより大きい陶磁器製。
どちらを選択しても、日々のコーヒーライフを鮮やかに彩ってくれること間違いなしです。
