ペルーコーヒーの魅力

2021.02.25
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History of Peruvian Coffee

ペルー。正式名をペルー共和国。人口約3,199万人(2018年、世銀)で、国土面積が129万㎢。そのうち、コーヒー従事者は10万人以上、15万ヘクタール以上をコーヒー栽培農地として使用しています。ICO加盟国であり、国番号は30番(麻袋に記載されている番号)。気候は大きく3つに分かれ、国土の60%ほどの東側(Amazon Rainforest)熱帯と国土の11%の西側(Coast)乾燥帯、そして国土の残り30%の温帯から寒帯まで有する中部地方(Highland)です。

1700年代にコーヒーがペルーに導入されたようですが、その経緯は未だわかっていません。カリブ海系のコーヒー品種と良く似ている様子で、中米よりも早く導入されているようです。導入後100年間で順調にコーヒー栽培がペルー全土に広がっていき、主に小農家がコーヒー栽培を採用し、自分たちの小さな農地に植え始めました。収穫されたコーヒーは主に国内消費で使用されていたようです。そんな中アジアでさび病の被害が大きく広がり輸出用のコーヒーが減少。供給のために各消費国が新しい産地へと目を向け始め、ペルーコーヒーが注目されたと言われています。

新産地として注目されていた当初、ヨーロッパ諸国(特にイギリス)の資本により大きな農園が数多くあったようですが、2つの大戦によりその農園は消滅。小農家が栽培する導入当初の状況に戻りました。

その後、大手資本が入らなかったため、国際協力の組織プロジェクト等により生産者組合が数多く設立、統合され、認証コーヒーが数多く生産されるようになりました。現在でも30%以上の小農家さんが生産者組合に属しており、組合単位で品質向上、生産向上、生活向上のための活動をしております。

低地から高地まで有するペルーコーヒーは、その香味特徴も幅広く、低地のコーヒーはマイルドな酸味とボディ、ナッツや花といった香味傾向で、標高が高くなるほどに酸味が鮮やかになり、フルーティな香味を感じるようになります。

ペルーコーヒーの産地 〜North, Central, South〜

主にペルーのコーヒー産地は最初に紹介した東部・中部・南部における、中部。その北から南まで生産されています。標高800~2000mと幅広く、それぞれの産地で香味特徴があります。

日本で有名なペルーの生産地域というと北西部にあるカハマルカ州やアマゾナス州。海ノ向こうコーヒーで扱っているペルーアンデスブルーもカハマルカのラ・カピージャ地区の小農家さんたちから買っている商品となります。鮮やかな酸味とフルーティでナッツのような香ばしさを有する産地です。マイクロロットも数多くあり、フルーツ感たっぷりのコーヒーも生産されています。

北西部以外にも生産地域が数多くあり、中部のワヌコ・パスコ、そして南部のクスコ・プーノ等々。こちらの産地のおいても良質なコーヒーが取れています。

先日知り合ったAyaymama Coffeeという会社のセバスチャンさんお話しする機会があり、色々と伺いました。彼が扱っているコーヒーは、主に中部パスコ周辺で、様々な生産者グループとお付き合いがあるようで、その中には、ゲイシャ種を育てているグループもあるとのこと。焙煎豆でしたがサンプルを飲ませてもらった印象は、ゲイシャ種特有のフレーバーがしっかりとありとても良質でした。北西部同様、酸味に特徴があり、重厚なフルーティさを有するコーヒーが多い地域です。

南部のコーヒーは、良質なコーヒーが結構取れるのですが、品質のブレが結構あるため日本向けの輸出は少ないのが現状です。

品質だけじゃない、農家そして環境のために
〜The Volcafe Way, The Sustainable Development Goals〜

僕たちが扱っているペルー アンデスブルー  という商品は、香味が美味しいからという理由だけではありません。

SDGsに則ったVolcafe Wayと呼ばれるサステイナブルプログラムを現地輸出会社主導で行なっています。約4500名の農家さんたち参加しているこのプログラムは、レインフォレストアラインアンス認証、オーガニック認証、といった環境を大切にしたコーヒー栽培促進を目指し、生産向上のための農業指導を主としています。

また、子供達への教育を促進するために学校設立をしており、現在までに10箇所に小学校を建設しました。

買い続けることによって可能となる、サステイナブルなコーヒー生産。品質だけでなく農家さんの生活にも良いインパクトを与えられるプログラムとなっています。

現在取り扱っているペルーアンデスブルー はこのプログラムのコーヒーとなり、ペルー北部の生産者さんたちへいろいろの形で還元がされています。

ペルーアンデスブルーの品質
〜新たな産地・農家さんとともに品質向上〜

今回ニュークロップで入荷したアンデスブルーは、紅茶やレモンといった鮮やかな酸味と甘みが特徴的です。最北部カハマルカ州は近年南米随一のトップスペシャルティーコーヒーの産地としての定評を得ており、これまで日本で紹介されていたのは主にハエン市周辺産地に限定されていました。新たに高品質なコーヒーを生産する条件をもった産地も開拓されて来ており、ハエン市から南西に2時間程度の場所にあるラ・カピージャ地区もその一つで、数年前からVolcafe Wayプログラムの生産指導員が小農家さんと協業で品質向上に取り組み、スペシャルティグレードの生産が本格化してきました。この産地で生産された高品質原料を集買したものが、アンデスブルーになっています。

ペルーアンデスブルー 焙煎度を変えた香味変化

Light Roast (輸入担当:Masuda、商品開発Imamuraおすすめ)
レモンやライムといった酸味を感じます。また、スイートピー、甘栗、メロンといった香りを甘みとともに感じ、他の産地ではあまり感じない香味特性で良質な印象です。

Medium Roast (産地担当:Yamamotoおすすめ)
比較的酸味は強くないので、この焙煎度ぐらいから甘みがの方が強く感じ、ボディ感とともにバランスの良さを感じます。

Dark Roast (デリバリー担当:Nabatame)
苦味とボディ感が良い印象で、ほのかに甘みも感じるので、深煎りでも十分に楽しめるコーヒーだなと思います。

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ペルーアンデスブルー

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