爽やかですっきりとした味わいが魅力の急冷式アイスコーヒー。暑い季節に、ひとときの涼をもたらしてくれます。今回は、カフェや焙煎所で10年以上務めた経験のあるスタッフ直伝、急冷式アイスコーヒーのおいしい淹れ方をご紹介します!
*急冷式アイスコーヒーとは?
熱いコーヒーを氷などで急速に冷やしたコーヒーのこと。今回は、氷がたっぷり入ったグラスに、ハンドドリップで抽出した熱々のコーヒーを注いでつくります。
用意するもの(グラス1杯分200ml)
- コーヒーの粉 20g ※今回は中細挽きを使いました
- コーヒーサーバー
- ドリッパー ※今回はHARIOのV60透過ドリッパー02を使いました
- ペーパーフィルター ※今回はHARIOのV60用ペーパーフィルターを使いました
- グラス
- お湯 120ml(蒸らし分を除く)
- 氷 80g(グラス用は除く)
淹れ方
1)氷を入れたコーヒーサーバーの上にドリッパーとペーパーフィルターをセットして、コーヒーの粉を入れます。ドリッパーをゆすって、粉の表面を平らにならします。
2)コーヒーの粉がまんべんなく濡れるくらい少量のお湯(分量外)を注ぎ、30~35秒蒸らします。
POINT
30秒以上しっかり蒸らすことで、甘味も出やすくなります。
3)ドリッパーの真ん中に「の」の字を書くように、お湯50ml程度を30秒かけてゆっくり注ぎます。
POINT
お湯を注ぐスピードが速いと、抽出されるコーヒーの濃度が低くなってしまうので、ゆっくり注ぐようにしましょう。パキパキっと割れる氷の音にも耳をすませてみてください。
4)残りのお湯70~80ml程度を1分かけてゆっくり注ぎます。
5)すべてのお湯が落ちきる前に、ドリッパーを外します。
6)スプーンで2~3回かき混ぜて、味を均一に整えます。
7)氷の入ったグラスにコーヒーを注ぎます。
(コーヒーサーバーに入れていた氷はお好みで取り除いてもかまいません。)
8)完成です! 爽やかな風味をお楽しみください。