ようやく迎えた調印式

2024年2月14日から15日にかけて、ポンサイタウンとルアンパバーン市内でラオスのCOFFE JAPAN PROJECTの調印式関連イベントが執り行われました。

待ちに待った調印式。当初は2023年10月を予定していましたが、現地との日程調整により12月へと延期、そして1月に……。さらに延期が重なり2月へ。そして今回ようやく調印式の日を迎えることができました。

式典には、ルアンパバーンの県知事をはじめ、プロジェクト対象のビエンカム郡およびポンサイ郡の行政職員、WFPの職員、サフロンコーヒーのスタッフ、坂ノ途中のスタッフなど総勢30名ほどが参加しました。

式典中、ルアンパバーン県の副知事は、ルアンパバーン県11郡のうちポンサイ郡とビエンカム郡の8つの村で実施されるプロジェクトを通じて、農家の収入向上を目指し、貧困問題の削減へつながることへの期待の言葉を述べられました。

また在ラオス日本大使からは、プロジェクトを通して、コーヒー農家の支援と、日本への輸出そしてマーケティングへの期待の言葉が述べられました。また2024年、ラオスはアセアン議長国を務め、日本とのさらなる友好関係の深まりについての期待のお言葉もありました。

WFPラオスのMarc氏からは、民間セクターと公的機関(国際機関)との連携による成果への期待の声が上がり、プロジェクトの活動実施を受け入れてくださったポンサイ郡やビエンカム郡の村の人々への感謝の言葉を述べられていたのが印象的でした。

坂ノ途中の代表小野は、学生時代に初めてルアンパバーンを訪れたときの旅の話、2016年坂ノ途中の代表としてラオスに招待されて宿泊したホテルが、学生時代に初めて訪れた時に泊まった宿の目の前で何かのご縁のようなものを感じた話、そして今回またこうしてラオスに関わることができることへの喜びの言葉を述べました。

調印式に先駆け、関係者各位でポンサイ郡の苗床を訪問し、苗木の植樹を行いました。サフロンコーヒーの代表を務めるトッドさんより苗床に関する説明、植え方に関するレクチャーを受け、日本大使をはじめWFPのスタッフ、ラオス各省庁の各位一人ひとりが、小さな苗木の植樹を行いました。

今はまだ小さな苗木ですが、いつの日かプロジェクト対象地域の農村部の人々に恵みをもたらすものとなってくれることを期待しています。

ラオスCOFFEE JAPAN PROJECT

プレスリリースはこちらから