みなさん、こんにちは!海ノ向こうコーヒーの舛田です。
4/19(金)、FabCafe Kyotoにて、「カッピング&映画上映会 in Kyoto ーコーヒー産地のいま。」を開催いたしました!
映画の鑑賞から始まり、カッピング、生産者トークなど盛りだくさんの内容でした。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!
新しいアジアのコーヒー文化をつくる
日本にとって身近なコーヒー産地でありながらも、これまであまり目を向けられてこなかったアジアのコーヒー生産地。
そこには、「良いコーヒーをつくりたい」とひたむきに努力を続けているコーヒー生産者さんたちがいます。
そんなアジアのコーヒー農家さんたちを応援し、アジアのコーヒーがおいしいということを多くの方に知ってもらいたい。
そんな思いから、Cup of Asia (COA)と名付けて活動をはじめました。
はじめてのイベントは、4/13-4/14に開催された東京コーヒーフェスティバル。
計120名以上のお客さまとともにカッピングイベントを開催しました!
▷東京コーヒーフェスティバルのイベントレポートはこちら
今回は、「東京でのイベントには参加できないけれど、アジアのコーヒーを味わいたい」というお声をいただき、京都でも開催することに決めました。
LIGHT UP COFFEEの川野さん、珈琲焙煎所旅の音の北辺さん、YUYA ROASTの大西さん、インドコーヒーを輸入しておられる田中さん、そして特別ゲスト、イエメン出身のタレックさん(Mocha Origins)、急遽参加いただけることになったホンジュラスのマイラさんとともに、コーヒー産地のリアルやスペシャルティコーヒーづくりのいま、をお話しました。
「The Way Back to Yarasquin」
まずは、第1部の映画上映から。
今回上映したのは、「The Way Back to Yarasquin」。
ホンジュラスのコーヒー生産者、マイラさんの物語です。
コーヒー産業は、大企業の価格競争によって多くのコーヒー農家の搾取が起こっているのが現状です。
そこに強く問題意識を持ったマイラさんは、故郷のホンジュラスで農家の生活向上に努め、持続可能なコーヒー生産に取り組み始めました。
コーヒー生産に依存した生活は不安定だと叫ばれる中で、伝統作物のコーヒーで豊かな未来を手に入れるために彼らが選んだ小規模農家ならではの新しい共生関係、そして、産地の日常が映し出されていました。
マイラさんからも直接お話を聞き、ホンジュジュラスのコーヒー生産地の「いま」を知ることができました。
17種類のカッピング
第2部はカッピング。この日のカッピングは、ミャンマー、ベトナム、タイ、ホンジュラス、イエメンなど17種類。
さまざまな豆の違いを、みなさん楽しんでおられました!
カッピングの後おいしかった豆を投票していただきましたが、
それぞれの豆がそれぞれの個性を持っているので順位をつけるのはなかなか難しかったですね…。
でも今回のカッピングを通じて、「アジアにもおいしいコーヒーがある」と知っていただけたのではないかと思います。
産地トーク
どんな人が、どうやってこのコーヒーを作り、ここにやってきたのか。
それぞれの豆が持つストーリーも一緒に楽しんでいただきました。
今回のイベントでは、会場がいっぱいになるほどたくさんの方に来ていただきました!
本当にありがとうございました。
コーヒーを楽しみながら、生産者さんのお話を聞いていただくことで、1杯のコーヒーから想像する景色はきっと変わる、と思います。
アジアコーヒーをみなさんにもっと知り、味わっていただけるようなイベントを企画していきますので、お楽しみに。
COAの今後の活動にもご期待ください!