こんにちは。農家さん担当兼MOP(現・海ノ向こうコーヒー)広報の武岡です。今日の京都市の最高気温は32度。。じわっと汗をかいて夏の訪れを感じています。
畑ではエンドウ豆などの初夏のお野菜がたくさん穫れていて、これから少しずつズッキーニなどの夏野菜も穫れだします。日中は冷たいドリンクを飲みたくなる季節になりましたね~
今日は、これからの暑い季節にもすっきりと飲める、”カスカラコーヒーチェリーティー”をご紹介したいと思います!
カスカラって?
簡単に言うと、コーヒーの実の果皮・果肉部分を乾燥させたもの。「カスカラ」という名前は、スペイン語で「籾(もみ)」を意味するcáscaraに由来するそうです。カスカラは、日本でもじわじわと人気が出て来ています。
カスカラができるまで
コーヒーの木は、ジャスミンのような香りのする白い花を咲かせ、そのあとに実をつけます。
この実は完熟すると、まるでチェリーのように真っ赤に色づき、「コーヒーチェリー」と呼ばれています。
その果肉の中には、向かい合わせに2粒の種子が。(※1粒のこともあります。)
これを精製し焙煎したものが、私たちがよく目にするコーヒー豆です。
私は、ラオスのコーヒー畑を訪れたとき、初めてコーヒーの果実を目にしました。
そのまま食べられると聞いて、おそるおそる口に入れてみると、、、甘い!
見た目と同じく、サクランボのようなフルーティーな甘みが口の中に広がりました。
口の中に残ったものをはき出すと、コーヒー豆の形をした種が。コーヒーが畑で収穫するフルーツなのだと実感した瞬間でした。
ムダをなくし、コーヒーの価値を再定義。
この種子のまわりの皮と果肉の部分は、発酵させて肥料として利用することもありますが、捨てられてしまうことがほとんどです。
これを丁寧に乾燥させ、フルーツとしてのコーヒーの風味をギュッと閉じ込めたのが”カスカラコーヒーチェリーティー”。
捨ててしまうものを商品にすることで、ムダがなくなり、農家さんの新しい収入にもつながります。
低カフェインでポリフェノールが豊富。
コーヒーと比較するとカフェインが少ないことも特徴のひとつ。また、抗酸化作用が高いとされるポリフェノールを豊富に含んでいます。体の内側からスッキリ、綺麗になれそうですね◎
飲みかたいろいろ
まずはストレートで。コーヒーの果実感を味わってみてください。
それからのたのしみ方は自由です◎
はちみつやミルクと合わせて、甘みを引き出したり、ジンジャーやシナモンと合わせて、ちょっぴりスパイシーに仕上げてみたり。
また、さわやかな味わいは暑い夏にもピッタリ。
濃いめに抽出してアイスにしたり、シロップを入れて炭酸水で割っても美味しくいただけます。
皆さんも、自分だけの楽しみかたを見つけてみてください。詳しい飲みかたは、こちらの記事から。
▷カスカラコーヒーチェリーのたのしみ方 〜飲み方編〜