ABOUT - 未来づくり推進室について
私たちはこれまで、アジアを中心にコーヒーの生産地を訪れ、そこで出会ったスペシャルティコーヒーを日本の皆さんにお届けしてきました。
産地へ行くたびに、ただコーヒーを仕入れるだけでは解決できない課題があることにも気づきました。森林伐採、環境破壊、若者の都市部への流出、栄養不良、ジェンダーの課題、教育の機会の少なさ。
こうした課題を、ビジネスだけではなく、官民学さまざまなパートナーと連携しながら解決していきたい。コーヒーの未来と、コーヒーを育てる農家さんたちの未来を、今からしっかり守っていきたい。こうした想いから、今すぐにはビジネスにならないかもしれないことでも、じっくり寄り添って長期的に解決していきたい。未来づくり推進室は、そのために国際機関などから資金をいただきながら、産地のコミュニティ開発のような活動を実施しています。

PARTNERS - 私たちのパートナー





PROJECT - プロジェクト

COFFEE JAPAN PROJECT
国連WFPと、コーヒー産地の暮らしをゆたかにする
ラオス北部ルアンパバーン県にて、海ノ向こうコーヒーがコーヒーの生産・加工における品質向上を担当し、国連WFPが栄養改善の活動を実施しています。両者の活動を通じて、ラオス農村部の食糧安全保障の確保を目指す取り組みです。

環境にやさしいコーヒーの流通をつくる
パプアニューギニア、インドネシア、タイにて、コーヒーのサプライチェーンにおける温室効果ガス排出量を推定し、排出量を抑えるテクノロジーを導入することで、コーヒーサプライチェーンのGX化を目指しています。

コーヒーをまるっと盛り上げる
フィジー、ソロモン諸島、バヌアツを中心とした大洋州各国のスペシャルティコーヒー市場を盛り上げる取り組み。JICA(国際協力機構)の森林保全プロジェクトなどと連携しながら、まだ日本であまり見ないコーヒーが将来的に日本でたくさん飲まれる未来を夢見て活動しています。

日本のマーケットをつなぐ
JICAがグアテマラで実施するコーヒーセクターへのアドバイザリー業務にコンサルタントとして参画しています。グアテマラでとれる質の高いコーヒーを、現地の生産者のストーリーや民族・文化的な背景も伝えながら日本のロースターに届けたり、グアテマラでの産地ツアーやカッピング会を実施したりしています。

集まったゴミをコーヒーに替える
インドネシアのスマトラ島にあるクリンチマウンテンは、コーヒーの産地であるとともに、世界の登山客が訪れる有名な場所。登山客が落とすゴミを集めることで、そのゴミをコーヒーと引き換える取り組みを現地パートナーのALKO(アルコ)生産者組合とともに行っています。

日本のロースターさんたちとマイクロミルを届ける
日本のロースターさんたちから寄付を集めて、ミャンマーの農家さんにマイクロミルを届けています。農家さんは自分たちで加工までできるようになることで収入をさらに増やすことができ、ロースターさんは自分たちが寄付したミルでつくられたマイクロロットが買える仕組みです。

COOPERATE - 企業・団体の方へ
私たちと一緒に世界の課題に取り組みませんか?
世界にはさまざまな課題があります。私たちは、海ノ向こうコーヒーのメインメッセージである「遠くに想いを馳せる、想像力を。」という言葉の通り、コーヒーを通じて海の向こうで起こっていることにも目を向けてほしいと思っています。環境破壊、栄養不良、ジェンダーギャップ、教育の機会の少なさ。これらの課題は複雑に絡まり合っており、1社で向き合える範囲には限りがあります。だからこそ、官民学さまざまなパートナーと連携しながら解決していきたいと考えています。
まだ、どんな取り組みを一緒にすべきか明確でなくても構いません。「こんな課題に向き合いたい」「こんなことって一緒にできる?」などをお問い合せください。すぐに具体的に動けなくても、つながることからはじめましょう。

PARTNER - 共創パートナー募集
共創パートナーにあなたも加わりませんか?
世界中の課題に向き合う私たちと、「何か一緒に取り組んでみたい」と思ってくださる方を募集しています。「私ならこんなことができそう」「このプロジェクトに携わってみたい」など、協働のアイデアが湧いた方はぜひお問い合わせください。ざっくりとしたアイデアでも構いません。一緒に話し合いをしながら、産地のためにできることを考えていきましょう。



